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先輩達が引退して
私がキャプテンになり
責任重大なプレッシャーに
押し潰されそうになっていた
1年から同じクラスの
優紀(ゆうき)が
私の家へ遊びに来ていた時
落ち込んでいて
誰かに癒されたい
気持ちもあったと思う
友達としては好きだけど
それ以上の気持ちはない
誰かに支えてもらいたかった
甘えたい気持ちがあった
そんな雰囲気に
そして優紀にキスをしてしまった
でも付き合う事はなく
それから1ヶ月
弱い自分に負けて
優紀を抱いてしまった
それからセフレとして
欲求を満たしていた
優紀は私の事を好きだったと
最後にもらった手紙に書いていた
私は最低な人間である
高校3年の夏休み
バスケ部を引退してから
優紀とセフレの関係を終わらせた
大好きなバスケが出来なくて
中学の時と一緒
何も成長していない
バカ過ぎて
ポンコツだ
情緒不安定で
テストの成績もクラスで40人中
真ん中より上だったのが
下から数えた方が早かった
何もかもやる気をなくしていた
秋頃に就職先を決める事に
何をしたい訳でもなく
やりたいことも見つからず
冬になり
先生が心配して
就職先を探してくれていた
それも全部断って
そして卒業式前の2月末に
バイトの面接に行き
卒業してすぐ働き始める
そしてまた好きな人が出来て
10年間の恋が終わり
その後
中学の時に付き合っていた由真と
高校の時からだと12年後に再会する
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