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まずは一言……
読んでくださった皆様ありがとうございます!
さて、この度感想、レビューにてご指摘とリメイクのご要望をいただきましたのでここで書かせていただきます
確かに一通り書ききって自分でもうーんと思ったことはあります
ですが書き直すとなると一から全部設定をリセットしなければならないので、前の作品はそのままに、もう一つお話を追加することにいたしました
色々書き足してしまうと雰囲気をぶち壊してしまうような気もしますし、作者もあまり表現力がないもので……
とりあえずではありますが下に補足資料を、次ページにリメイクではありませんがコメントを元に書いたもう一作を載せました
書き方はほとんど変わりませんが、内容は全然違うものですのでこれもまた別作品の一個として楽しんでいただけると嬉しいです!
(資料はあくまで補足です。読まなくても想像で補えてしまった方にはいらないかもしれません。その時は飛ばしてくださって大丈夫です)
補足資料
『最終列車』に登場する男について
海外に本社がある日本支部勤め
小説内時間より五年前に死亡
死因「飛行機事故、海に墜落」
この時海外本社に呼ばれての出張であった
基本出勤時間は午前七時、駅を三つ通り過ぎた場所で降りてそこからは徒歩
『最終列車』での時間系列ごとに起こる出来事、物について
男は自分が死んだことを忘れてしまっている
五年で死んでしまって遺体のある海深くからいつの間にか自分の自宅であるマンションにたどり着いてしまった
死んだことを忘れているためいつも通りに会社に行こうとする
(部屋は誰も入居者がいない状態、自分の記憶で自分の部屋であると認識)
冷蔵庫に物がない=出張のために冷蔵庫は空にした
挨拶をした人が歳をとっているような=五年の月日が経過しているため
ICカードがない=海外では必要ないため財布に入れていた。しかし財布はトランクとともに海の中に落ちたため手ぶら
切符は買ったつもり
(生者と死者は世界軸違うため見える景色は同じでも本当にそこにはいない。そのため取り残されたような気分になっていた)
人が減っていく=軸のズレ
3駅目のうごめくナニカ=魂の成れの果て(本来は男もそこにいる。ずっとどこへも行けずにとどまっている)
侵食する水は男の記憶に起因します
飛行機が墜落した時に海の水が侵食する様
(この作品における電車『最終列車』は死神の乗り物的な立ち位置です
車のように自分の意思で止まることができないことからチョイスしました
また男が日頃から使っているー男は車を持っていないーため)
車掌=死神
逃げ出した(死神目線)亡者の魂を確実に捉えるために亡者に近くて遠い姿を持って近寄る
この場合男が常日頃乗っている電車(地下鉄ではない)を選んだ
五順日=当て字(男が死んだのが五年前なので)
最後の会話は主婦たちの会話
足跡は海から来たから身体中ずぶ濡れなのを表現するためでした
死因を飛行機事故にしたのは水害(できれば海の事後)で男が自分の意思ではなく起こった、世間が忘れない程度の知名度があるという前提で考えた結果の飛行機でした
津波も考えましたがそれだともっと不都合が生まれてきますし、船もなぜ乗るのか意味がわからなかったため
他にあったらもしかしたら飛行機ではなかったかもしれませんが、全体の事柄が結構繋がってる面もあるので変えられなかったです
(なお、次の話では車掌こと死神の立ち位置が変わっていますのでお気をつけくださいませ)
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