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次の日の朝私は昨日より少し早く家を出た。
相原さんと一緒に行くためだ。
「おはよう!」
「おはようございます。」
そして学校の門をくぐった時だった。
「ねぇそこの1年生!
写真部に入らない!?」
「え…」
「あーこいつ無視してていいから。
悪かったな」
「ちょっとちょっと!」
「なんだったんだろ…」
「さぁ…?」
その人は引っ張られながらも…
「…部をよろしく!
入部待ってまーす!」
と大声を張り上げていた。
肝心の何部か分からずに…
そして部活動紹介の時間になった。
「それでは、部活動紹介を始めます。
花河原にはたくさんの部活があります。
ぜひお気に入りの部活を
見つけてみてください」
この時間が退屈なのは私だけではないはず。
「続きまして、文化部系に移ります。」
そろそろ聞き流そうかと思った時だった。
「それでは、写真部お願いします。」
写真部…そういえば、今日の朝
「新入生の皆さん!初めまして!
写真部です!写真部は少ない部員
でも、明るく活動してます!」
少ないって…
「写真部?マイナーでしょ。」
「誰が入るんだよ。」
何故か悔しく感じてしまった。
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