第5話 日常の中の非日常〈♡〉

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第5話 日常の中の非日常〈♡〉

 お母さんたちが帰って来れなくなりました。  実は、道中に凶悪な魔物が出たらしくて。  魔物っていうのは、魔力を持った生き物で心臓が結晶化している。これを魔石と言って、魔法薬とか使い捨てのアイテムに使われてるみたい。  で、その魔物のせいで通行止め。  お母さんたちが帰って来れなくなったから、わたしとお姉ちゃんだけ。これがどういうことか分かるかな?  答えは単純。イチャイチャし放題! 「お姉ちゃん、痒いところはございませんかー?」 「耳を念入りにお願いしまーす」 「はーい、おまかせくださーい♪」  今はお風呂で洗いっこ。  耳がおっきいと洗うのも楽しいね。もふもふしてて、洗ってるとお姉ちゃんが息を荒くするし。耳ってちょっと気持ちいいもんね。  頭からお湯をかけて泡を流して終わり。  これからが本命。  お姉ちゃんと代わってわたしが座ると、お姉ちゃんが手にぬるぬるしたやつをいっぱい付ける。  あ、ボディーソープみたいなのだからね? 決して、えっちぃことに使うやつじゃないよ?  どうして直接なの?  それはまあ……そういうことです。 「ねぇ、ユーリ」 「どうしたのー?」 「ちょっといいことを思いついたんだけど……試してみてもいい?」 「いいよー!」  さらに追加する音が聞こえた。  あえて見ないようにしてるからすごいドキドキが…… 「ひゃんっ……お、お姉ちゃん……これって」 「こっちの方が……ん……ユーリのことを感じられるでしょ?」  お姉ちゃんの体がぬるぬる。  わたしの背中にくっついて上下に動く感じ。肌の感触とかおっぱいの先っぽまでよくわかる。乳首、勃ってきたみたい……お姉ちゃん、気持ちいいんだ?  プレゼントを貰ってから半年。  魔法とかスキルとか色々がんばったけど、そんなことよりお姉ちゃんの成長具合が重要です。  身長はあれから全然伸びてない。1センチ以上伸びてたらいいなってくらいに。多分加護のせい。  でも、おっぱいとかくびれとかがあるし、体は女性らしく育ってるみたい。童顔で身長が低いだけ。それが問題だっけ?  わたし? えっと……身長……130も無いかな、みたいな……ま、まだ伸びるし。あ、でも、お姉ちゃんは140ちょっとだから丁度いいかも?  なんて考えてると、 「んっ♡」  いきなり乳首を摘まれてびくっとする。 「今、考えごとしてたでしょ? ずっと私のことだけ考えていて……とまでは言わないけど、こんな時くらいは他のことを考えないで欲しいの」 「ご、ごめんなさい……お姉ちゃんの身長が伸びなくなったの、わたしのせいなのにちょっと嬉しくて……」 「もう、そんなこと気にしなくていいのよ? このくらいならユーリと色々しやすもの」  お姉ちゃんも同じこと考えてたんだ。  そうだよね、お姉ちゃんが170センチとかになっちゃったらキスも屈まないと難しくなっちゃうし……えっちも体格差が、ね。 「はぁっ……はぁっ……ユーリ……乳首、擦れて……私……」 「わ、わたしも、来ちゃうっ……♡」  声が出る程じゃないけれど、長時間されてたせいでどっちも限界だった。お姉ちゃんの手が離れちゃったから自分でくりくり弄り、乳首だけで…… 「「~~っっ♡♡」」  じょろろろろろ…… 「ふぁ……ど、どうしよう……」  イった拍子に緩んだみたいで、おしっこが出ちゃった。止めようにも上手く力が入らない。 「ふふっ、いいんじゃない? どうせ今から綺麗にするんだし……」 「え? ――っ♡ ゆ、ゆびっ、入ってきて……っ♡」 「見て、私の指が2本も入ってるの。最初はキツキツだったのに、今じゃキツキツな上にとろとろおまんこになっちゃってる……とってもエッチね♡」  わたしは痛くて最後まで出来ない。  でも、やっぱりしたいお姉ちゃんは毎晩おまんこを弄ってくるようになった。日によっては外でされたりも。寝てる時に突然されることもあれば、魔法の練習中に後ろからされたり。  ご飯の時にされたのは危なかったかな。  そんな事があって、最近ではキツいのにちゃんと入って、さらに凄く気持ちいいっていう状態。  今もずぼずぼされてイキかけてる。 「すごいっ、激しいよぉっ♡ だめっ、お姉ちゃんの指でいくっ♡ イッちゃうっ♡」 「イって、お姉ちゃんに見せて?」 「うんっ♡ 見てっ、イクところ見てっ♡♡ あっああっ♡ いくっ♡ いくぅぅぅぅぅっ♡♡♡」  ぷしゃぁっ!  腰が浮いた直後、盛大に潮を吹いた。  いつの間にか癖になっていたみたいで、我慢したいのにびっくりするくらい出ちゃう。  うぅ……見ないでお姉ちゃん…… 「恥ずかしがるユーリも可愛い……」  嬉しいけど、わたしだけ不公平! 「今度はお姉ちゃんの番だよ!」 「えーっと、私は別に……」 「ダメだよ。おっぱいを念入りに洗ってあげるんだから」 「ど、どのくらい……?」  失禁するまで、かな?  ♡♡♡  お風呂場からリビングまで、腕を組みながら歩く。上はゆったりしたパジャマを直接着て、下は何も穿かない。基本的には見えなくて、でも触りたくなったらいつでも触れる格好。  木製で温かみのある家だから、2人でこういう格好をしてるだけでも変に興奮してくる。  ……廊下に垂れたのは勝手に乾くよね。  ふと、お姉ちゃんの後ろを見る。  あ、わたしより酷かった。 「……お姉ちゃんも興奮してるんだ?」 「だ、だって……いけないことをしてる気がしない?」 「うん、すごーくするね」  ご飯を作らないといけない。  けれど、キスしたりいきなり指を入れたりしてたら中々ご飯を作り始められない。残念ながら料理中は禁止に。  ちなみに、お母さんのお手伝いを時々してるから、炒めたり出汁をとって簡単なスープを作るくらいなら出来ます。難しいのは無理です!  ……集中できない。お姉ちゃんが気になる。  そうだ、何か別のことを考えよっと。  まずは武器。  お父さんに貰ったあれだけど、チェンジリングって呼んでる。隔世遺伝とかそういう意味じゃん、なんて気にしちゃいけない。かっこよければ全てよし。  で、あれを使いこなすのは大変。  適当にイメージするだけだと強度とか切れ味が中途半端になっちゃうし、形状もおかしくなる。イメージが明確ならデータから引き出せるみたいだけど。  お姉ちゃんのお気に入りは片手剣。  この世界では珍しい切れ味抜群。普通は叩き切るものなのに……英雄譚とかに影響されたのかな?  色は銀がメイン。なんなのか知らないけど凄く厨二的なかっこよさがある。刀身は細身で、強度もいい感じだった。  わたしのお気に入りは……KATANAだよ。  木刀に見せかけた仕込み刀だったり、真っ黒で厨二病患者が好きそうな刀だったり、普通に見えて伸びる刀だったり。  中でも、刀身まで鏡みたいな銀色過ぎる直刀が好き。柄の飾りには銀と金の尻尾……もちろん、お姉ちゃんとわたしの。  お姉ちゃんとお揃いだし、お姉ちゃんを彷彿とさせる色合いだよね。  でね、チェンジリングの武器って魔法を纏わせることも出来たんだよ。凄くない? 魔法の威力も上がるし。絶対高いよチェンジリング。  スキルの方は、 『魔法適性rank3』  ・魔法全部丸ごと。単一スキルの3分の1。全部に1ずつ使うよりいいかと思って。 『無属性rank2』  ・ロマンで便利で欲しかったから。 『治癒属性rank2』  ・頑張れば欠損も治せるんだって。いざという時のために。 『近接戦闘rank2』  ・武器が良くても才能は無かったから。  便利な魔力格納はもう使えるよ!  魔力探知が簡単な感じだった。他は基本的に難しかったけど……転移は未だに出来ません。ただ、なんとなく分かってきたかな。  一通り本に載ってる魔法は他のも覚えた。転移の難易度だけちょっとおかしいと思います。  あとはオリジナルを模索中。  お姉ちゃんのサポートが出来るやつをね。  ホント、戦闘の天才だもん。お姉ちゃんにはステータスポイント1ずつしか使ってないのに近接戦で勝てるイメージが出来ない。  いいもん、魔法なら勝てるだもん。  ……あ、ご飯出来た。  料理でも勝てそう……かな? 「はい、あーん」 「あ、あーん……」  子供みたい、なんて照れながら食べるお姉ちゃん。すると、もぐもぐしながらわたしを見つめる。飲み込む……かと思いきや、顔が近づいてきた。  ……あっ、そういうこと!  そう、口移し。  お姉ちゃんの口からお粥のようになったご飯が流れ込んでくる。ちなみに、口移しのインパクトが強くて味なんて分からない。 「ん……んく……」  強いて言うなら……お姉ちゃん味?  そう考えると幸せな気分かも。 「あーん」  今度はわたしが食べさせてもらう……そっか、お姉ちゃんに口移しする側。  よく噛んで……お姉ちゃんの口に入れると、うっとりしながら飲み込んでいく。わたしもこんな顔だったのかな?  だとしたら…… 「お姉ちゃん……これ、すごいかも」 「ユーリもそう思う?」 「うん、なんか変な気持ち……」  取り憑かれたように〝あーん〟と口移しを繰り返す。もう少しで終わるという頃、わたしの口の端から零れてしまった。  さっきまでなら拭くだけて終了。  けれど、そういう気分になっていたお姉ちゃんはパジャマのボタンを外して舌を這わせる。 「んっ♡ お姉ちゃんの舌、くすぐったい……」  零れたのはもう無くなったのに、どんどん下がっていくお姉ちゃん。下腹部も超えて、椅子に水溜まりを作っていたその部分にキスをする。 「やんっ♡」 「ねぇ、ユーリ……ここから涎がいっぱい出てるわよ?」 「……う、うん……」 「どうして欲しいか言ってみて?」  分かってるくせに、意地悪なことを言う。  けれど、わたしはそんなお姉ちゃんが大好きで。 「わ、わたしのおまんこに……お姉ちゃんのおちんぽ、食べさせてください♡」 「よく出来ました」  お姉ちゃんは椅子に浅く座って下半身を晒す。  そこには、不安になるくらい大きなおちんぽがあった。 「痛かったら無理しちゃだめよ?」  気遣ってくれたから不安も多少は和らいだよ。
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