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「じゃっ、じゃー……、どういう理由で付き合ってんだよ? 3年、だったよな? 3年間もどうやって飽きずに飽きられずに過ごしてきたんだよ?」
周りの女子に聞かれないように、手のひらを口元に寄せて、こそっと机に俯せる。
すると、星風の真っ直ぐな視線。
シャープで射抜くような強い瞳に見据えられて、男の俺でさえも、一瞬ドキッとしてしまった。
「……そんなん、好きだから に決まってんじゃん」
「……っ」
(きゅん……!)
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