02.これ以上ダメって言える気がしない

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「じゃっ、じゃー……、どういう理由で付き合ってんだよ? 3年、だったよな? 3年間もどうやって飽きずに飽きられずに過ごしてきたんだよ?」 周りの女子に聞かれないように、手のひらを口元に寄せて、こそっと机に俯せる。 すると、星風の真っ直ぐな視線。 シャープで射抜くような強い瞳に見据えられて、男の俺でさえも、一瞬ドキッとしてしまった。 「……そんなん、好きだから に決まってんじゃん」 「……っ」 (きゅん……!)
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