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「安東、相馬部長の許可を取って、精鋭部隊を連れていって。ここは、かなり危険。要注意な点は、地下社会の中に決して入らない事、そして、犯人を地下社会に入れない事」
「わかりました」
俺は、コンビニから帰って来た西園寺を捕まえると、第九公安部に急いで戻った。
「西園寺、俺を椿生の所に連れて行って。裏社会で許可なく銃撃戦をしたら、それが理由で殺されてしまうからな」
俺は第九公安部で、音波銃と本当の銃を手に持った。
「夏目室長、本物の銃でも平気ですか?」
「どうにかね。でも、音波を使うよ。こっちは予備」
桂川に予算を組んで貰い、俺も備品を揃えた。防弾チョッキなるものも作ってもらい、着こんでいると快適であった。これは、俺の幼馴染がいる、ショップ鉄吉製であった。
「西園寺、境界線まで俺を乗せていって。それから、安東と合流してね」
「わかりました」
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