出会い1

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次の日、早出の楓は、昨日休みでもあったから早めの出勤をする。 楓は高校を卒業と、同時に美容専門学校に入学し、専門学校を卒業しすぐに某エステサロンに就職して、あれから8年目中堅クラスにまで出世はしていたが、美容は奥深く日々勉強といつも思って時間を見つけては勉強している。 今日は朝、出勤時間より、1時間早く来て、勉強のため、いろいろネットなどで情報収集する。家でも出来るが、朝早くから来てゆっくりコーヒー飲みながらするのがとても気分もよく頭に入ってきてヒラメキも生まれたりする。 それからオープン前1時間前からみんな出社、掃除してミーティングでサロンオープンとなる。 今日は久々ランチも取れるくらいにそんなに朝から忙しくもなく、ゆっくり朝から作ったお弁当を食べながらスマホを見たら、中学からの友達の田浦優雨(たのうらゆう)からのお誘いLINEが来ていた。 たまにどちらからともなく、飲みの誘いが入り今日もその誘いが入った。 楓は今日は早出のため19時にはあがれると思い、いつもの店に20時ならと余裕をもってLINEする。 すると、すぐ既読になり了解のスタンプが送られてきた。 優雨は、某大手企業の受付嬢として働いている。 見た目はフワッと優しい笑顔が素敵で、色白の可愛い系、28歳にもなり可愛い系だが、パッと見は23〜24歳くらいに見えなくもなく童顔だから多分この先もずっと見た目年齢は若いままなんだろうなと思っていた。 でも、顔は可愛いのに私と同じで長身171㎝の長身女子。 私も優雨も、長身同士で、中学からの良き理解者だ。 長身あるあるネタで、いつも話したりしていたら、なんでも話せる親友というふうになった。 今では本当の心友にまでなっていた。 まぁ、普通に2人並んで歩くと威圧感が半端なくあるだろうなというのは想像はつくが、見た目が綺麗な2人だから本人たちは、威圧感が半端ないくらいにしか思ってないが、実は結構注目の的である。
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