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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!
ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!
びゅーーーーーーーーー!!ごおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!
ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!
びゅーーーーーーーーー!!ごおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!
前代未聞の非常に激しく強大な勢力を持った台風が、この街を襲った。
ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!ガタン!!
「兄ちゃん・・・怖いよ・・・!!」
「美憂、大丈夫だ。台風が通過するのは一瞬だ。
気にするな、俺がついている。」
この家に住む、兄の開人は暴風雨の音に怯える妹の美憂を抱き締めて優しく宥めた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!
ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!
びゅーーーーーーーーー!!ごおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!
ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!ざぁーーーーーーーーー!!
びゅーーーーーーーーー!!ごおおおおおおおおおおーーーーーーーー!!
「ばうっ!!ばうっ!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!わん!!」
「父さん!!台風なのに何でリューを家に入れなかったの?!」
「馬鹿いえ!!リューはうちの番犬だ!!
家に入れたら泥棒が入るだろうが!!」
「台風の中、リューがこのままじゃ可哀想だろ!!」
「そんな事いいから、早く寝ろ!!」
家の外に繋ぎっぱなしの、愛犬の柴のリューが心配の開人への父のつれない答えに、開人は激昂した。
「解ったよ!!俺がリューを家に入れる!!」
「開人!!よせ!!家は台風の対策で厳重に・・・」
その時だった。
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ・・・
「?!」
「な、なんだぁ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーー!!!!
「うわーーーーーーっ!!」
「あああーーーーーーーーーーっ!!」
ずっしゃーーーーーーーーーーーん!!!!
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