カスパーゼ～命の子守歌～

～ヨアヒム・ザムザ・グラール～

ヨアヒム「そうみたいだな…。…あぁそれとアッハト、出来れば俺の事はヨアヒムじゃなくて「ザムザ」って呼んでくれないか？。
…ヨアヒムは…「親父(あのひと)」がつけてくれた名前だからな…」

アッハト「あっ…そうだったな…、すまねぇなザムザ…。…しかしお前の親父さんがあの「グラール公」だなんてなぁ？。最初にそれを聞いた時、俺はかなり驚いたよ」

ヨアヒム「そうだろうさ。何せ…親父は「人類側の最高権力者の一人」だからな。まぁそのおかげで良い教育、良い学校に入れてもらえたんだがな」

ヨアヒムは空のマガジンをくるくる回しながら自嘲の意味を込めて、こう呟いていく。