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アッハト「はは。…死ぬんじゃねぇぞザムザ?。お前は…俺達はこんな馬鹿みたいな場所で、くたばる訳にはいかねぇからよぉ…」
ヨアヒム「分かってるさアッハト。まだお前に貸した本を返してもらってないからなぁ(笑)」
アッハト「ちっ、覚えてやがったか…。分かった分かった。返してやるよ。…だから…絶対に生きて帰ってこい」
アッハトがこう言うとヨアヒムもあぁと返事を返しており、アッハトはそのまま戦車やヘリに見つからないように、合流ポイントへと向かって走り出していく。
ヨアヒム「…親父は…見てはいないんだろうな。まぁどうせ俺や「姉さん」の事なんかに、興味は持たないだろうよ。
…「人工生命体から生まれた俺達姉弟」なんかな…」
ヨアヒムはやや自嘲しながら呟いていき、廃墟の壁をドンと拳で殴りつけていく。すると殴りつけられた廃墟の壁がまるで「ビスケットのようにヒビが入っていき」、そのままがしゃんという音と共に崩れ落ちてしまう。
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