あの子がいなくなった
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俺は
家猫
(
いえねこ
)
。 俺は
飼猫
(
かいねこ
)
。 首輪が付いている。 俺は君を追いかけたくてもこの町を出られないのさ。 どうしたいのかって? 俺は君に何にもしたくない。 だけど、できれば、その白くてフワフワした綺麗な体をひと撫でできたら素敵だ。 ただ、それだけ。 シルはそれだけを思った。 前足をどかしてスウの残骸をペロリ、ひとなめ。 それはまるで美しい想い出の味がした。
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