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いつまでもあなたと
___ある日のこと
いつものように、朝ごはんを2人で食べ、魔法について乗っている本を見つつ、魔法の勉強をしていた。
カルロッタ(母)「そこはこうやるのよ」
とお手本を見せつつ言った。
カミリア(娘)「うーん、難しいよー」
やってみたが、バフっと爆発した音がした。
カルロッタ(母)「ふふ、いい線いってるんだけれどね、大丈夫!もう少し頑張りましょう?」
カミリア(娘)「うん!頑張る!」
失敗はしつつも、頑張るカミリア(娘)。
3時間練習をして、少しだが、よく出来るようになってきた。
カミリア(娘)「はぁ・・・はぁ・・・」
疲れてきたようで息切れしてきた。
カルロッタ(母)「カミリア(娘)、休憩しましょう」
カミリア(娘)「はぁ・・・うん、わかった!」
庭にあるイスに座り、カルロッタ(母)が持ってきた、コップに入れた水を、2人で飲んだ。
カルロッタ(母)「ねえ、カミリア」
カミリア(娘)「ん?なあに?お母さん」
カルロッタ(母)「もうカミリア(娘)は、20歳になったけれど、ここから違う所に行きたい?それともお母さんといたい?」
と寂しそうな声で聞いた。
カミリア(娘)「・・・うん、なったね。でも、20歳になったけど・・・他の所になんて行きたくないよ、私はお母さんといたい。ダメかな?」
離れたくないと涙を流し言った。
カルロッタ(母)「いいえ、ダメじゃないわ、あなた(カミリア)といられたらいいなと、思っていたから。」
カルロッタ(母)もつられて泣きながら言った。
2人は抱きしめあった。
こんなにも離れたくないと思った。
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