恋愛RPG

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やられた。あと少しで瀕死だ。 …だからさあ、いいかげんそういうのやめてほしい。イケメンがわたしにぐいぐいくるのは冗談だからで、これはいわば修行の一種にすぎないはずでしょ?そんな本気の技をしかけてこなくて、いいんだよ。 と、思っているのに。 「いや、さすがにオレらも前から知ってたけどね」 などという外野の声に打ちのめされ、まだあるはずだった私のヒットポイントも、とうとう0になってしまったのだった。 終
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