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これはRPGでいえば、かなりレベルの高い攻撃魔法である。だって絶対本気じゃないってわかっていたって、うれしいものはうれしいのだ。イケメンから甘い言葉をささやかれ続け、舞い上がらない女子がいるんなら教えてほしい。
私じゃなかったらとっくに、勘違いしているところだ。
私はモテ期がこなさすぎて、ちょっとのことでは絶対に期待したりしない鋼の精神力と、いくらやられても折れない心と、減らないヒットポイントを身につけているので大丈夫だけど、修行が足りない女子ならあぶないところだった。
あのね、イケメンにはどうってことない、呼吸と同じくらい自然に出てくるセリフなのかもしれないけど、言われる方の身にもなってほしいんだよね。
絶対本気じゃないってわかっていても、心を強く律してないとうっかり好きになっちゃいそうなんだから。
そうならないように、いつもかなり精神力を使ってるんだから…本当に、これ、なんて修行?
とにかく、絶対に本気感を出さないようにしながら、注意深く接していく他はない。
さて、話を戻そう。
イケメンのモテエピソードの続きだ。
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