1話レベルオーバー

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 これはデュラハンになると相棒が生まれるといわれており、  ドラゴンは俺の相棒としてこの世界に誕生したわけだ。 「おう、オスガ、わりぃまたせたぜ」  オスガと呼ばれた首無しドラゴンはいろいろと乗り物を変更させることができる。  別の異世界に存在していると呼ばれるバイクや車や飛行機にも変形ができる。  俺は図鑑などで、別の異世界にあるとされるバイクや車、飛行機の形をしっている。  そのためなのか、すぐに変形することができるのだが、  この世界ではドラゴンの姿が無難なのだ。  あとアイテムボックスの件だが、無限に入れることができるが、所有権が自分にないといれることがでいないとか、少しめんどくさい。 「さぁ、オスガ帰るぞ」 「ぐるううう」    ―――ベンサム王国―――  俺の名前はアスガ、ベンサム王国では数が少ないとされるキングギルドのメンバーでもある。今日はゴブリンキングの剣が欲しいという依頼から仕事をしてきた。  現在はバイクに乗って王都を走っている。  一応沢山の乗り物が見受けられる。  異世界の乗り物を再現した冒険者は結構いる。  車、バイク、飛行機などは当たり前なのだが、  自転車、キックボード、スケボーなど、異世界との交流を思わせる節がある。  それは沢山の人間が異世界に召喚されたり、召喚し返したりするという、  そういう世界からら成り立っているというものがある。  ベンサム王国の北門の入り口には市場があり、その後ろには大きな宿屋がある。
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