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左が冒険者ギルドで、その後ろに城壁と一緒になっている区画がキングギルドと呼ばれているところ、
逆に宿屋から右が奴隷市場があり、その前方が貴族たちの住む家となっている。
宿屋と酒場は近くにあり、宿屋の後ろには新聞社と郵便社がある。
その後ろには沢山の住民住宅地があり、住民住宅地の左に塔と同化しているのが俺の家だ。
そして住民受託地の後ろが王宮であり、王宮の後ろにはスラム街があるとされているし、
北門の近くの城の外では、畑と住民住宅地が存在している。
あらかたの場所紹介を終えると、
俺はキングギルドの入り口にバイクを停車させる。
バイクの形が解かれると、元のドラゴンの姿になる。
きっとオスガはドラゴンの姿が大好きなのかもしれない。
「おう、おつかれー」
ばたんと両開きの大きな扉を開けると、
そこにはギルドマスターのテツヤがいた。
彼もレベルが存在しないといわれているレベルオーバーの人間であり、
レベルオーバーの俺をキングギルドに誘ってくれた人でもあった。
「よしミーティングだ」
「他のやつらは?」
「みんな会議室にいるぞ」
それから俺の仕事は終わりではなくまた始まるのだ。
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