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人間の永遠のテーマ
この夏はずっと松本清張を読んでいました。
松本清張作品は、
「点と線」や「砂の器」など、
メジャーなものはすでに読んでいますが、
まだまだ知らない作品はたくさんあります。
とにかく作品数が豊富なので、
とうぶん楽しめそうです。
ところで、
松本清張の面白い推理小説を読んでいて、
「それにしても人間って、本当に良く殺すなぁ~」
(^o^;)
と思いました。
「殺し」というものは太古からずーっと続いていて、
いくら文化や科学が発展していっても、
まったく減少していく傾向はないですね。
「人間の歴史」イコール「殺しの歴史」、
といっても過言ではありません。
そりゃ~確かに、
虐げられたり、
裏切られたり、
殴られたり、
悔しいことはたくさんあるでしょう。
それに、
個人的な欲望もあれば、
守りたい財産や名誉もあるでしょう。
しかし、
「殺す」以外に選択肢はないのでしょうか?
そして、
そんな悔しい気持ちを鎮める方法はないのでしょうか?
「殺し」を題材にした小説を読むたびに
つくづくそう思ってしまいます。
亜鳴亭こかん師匠もそう言ってます。
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