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ストーリー ①
貴子は高校生。陸上部で100メートルと100メートルハードルの種目を主に練習している。記録は まあまあ で、頑張れば高校生新記録も射程距離内ではある。
そんな貴子に思いを寄せる男子も少なくは無い。既に3人のイケメン男子が交際を迫っているようだ。
新年を迎えて…こんなところからストーリーを始めてみよう。
[ ストーリー ① ]
貴子は高校のトラックで100メートル走の練習に没頭している。
「今日は昨日より コンマ1秒でも タイムを縮めるんだ!」
貴子はクラウチングスタートから一気に加速していった!
ゴール直前で声がする。
コーチ
「貴子! 9秒! 10! 11! 12! (≧∇≦) 」
貴子はゴールラインを最速で走り抜ける!
コーチ
「12秒31☆慣らしにしちゃあ上出来だ!」
貴子
《クソー! 12秒31だなんて話に成らないぞ。世界のアスリートは自己ベストを常に更新しているんだから…》
コーチ
「貴子、腿をもう気持ち上げてみろ…。大丈夫、お前なら世界新も夢じゃないぞ。」
貴子
《はあ? こんな走りで…世界新? 笑わせるよ、全く…。私には100メートルは向いてないのかも…。辞めちゃおうかなあ?》
その後10本100を流してみたが全くタイムは上がらなかった。
コーチ
「貴子! 今日は年初めのお年玉って事で…これで上がって良いぞ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
貴子が制服に着替えて更衣室を出るとイケメン三人組か貴子を待っていた。
コージ
「貴子ちゃん、おつかれ~☆ 何か美味しい物でも食べに行こうよ。」
タロウ
「貴子ちゃん、気分転換にカラオケ行こうよ。 楽しいぜ~。」
シュー
「貴子ちゃん、…… 」
貴子
「悪い! 今日は一人で帰りたい気分なんだ… 」
貴子は一人下校している…。
三人組はボディーガードも兼ねて、少し距離を置いて後から付いて行く…。
貴子は100メートルをどうすれば速く走れるのか…そればかりを考えていた…。
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