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東山悟(ひがしやまさとる)♂ 番外編・『眼鏡とハイヒール』主人公。初出時 35 歳。 月島で生まれて育った生粋の江戸っ子。実家は、兄夫婦が雑貨屋を営んでいる。両親は健在で、医療施設付きの高齢者専用のマンションに住んで隠居生活をしている。 夏蓮より3年先輩の男性社員。東邦商事営業部1課の課長。常務だった門倉の大学の後輩で、社内の派閥争いに巻き込まれ、夏蓮とは犬猿の仲だと言われていたが、事実は真逆。 東山は、亡妻の生前、彼女がとても世話になったことを感謝しているし、妻の死後は、彼を元気付けてくれた夏蓮に一目置いている。また、一緒にプロジェクトを成功させたりして、仕事のパートナーとしても相性がいいとお互い思っている。 夏蓮と一緒に部長補佐に、昇進したことで、社内改革のための営業管理部へ召集された。 ここで、彼に与えられたノルマは、他のメンバーと一緒に経済全般の座学を受けることと、佑樹の指導。大阪支社への研修(これは、夏蓮と入れ替わりで1年間の予定)。 そんな中、佑樹と夏蓮の結婚式後の二次会で、夏蓮から、美桜を紹介される。 美桜とは、意気投合して、何度か会う内に、本気の恋に落ちるが、一歩踏み出せなかったが、お互いの気持ちをぶつけ合うことで、前に進むことが出来た。 大阪支社への1年間の研修終了後、更に2年、今度は、支社の営業部を補佐として任される。帰京後は、種田部長の定年退職にともなって空席になった営業部長の席に着くことになる。
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