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「僕がサヤカに会えたのも、サヤが居たからです。そして、サヤが居なくなった悲しみや寂しさを、サヤカが埋めてくれました。  猫と人間、種族は違えど、どちらも僕にとって大事で大切な存在です。サヤとの思い出を胸に、今後はサヤカと、新しい思い出を沢山作っていきたいと思います」  カメラのシャッター光と、拍手をかいくぐり。    耳元で『ニャーオ』と。  サヤの笑う声が、聞こえた。
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