6人が本棚に入れています
本棚に追加
「あのな」僕は頭を抱える。「僕は男で、お前は女だよな。そして、僕らはもう子供じゃない。意味分かるよな」
そこで僕はようやく気づく。
こいつ、背、伸びてないか?
しかも、胸も大きくなってるし……腰回りも脚も……えらく太くなったような……
少なくとも、昼間学校にくっついて来たときは、もうちょっとスレンダーだったと思うんだが……今はえらくグラマーな体付きになっている。着ている制服もかなりパツパツだ。だけど贅肉が余っている、という感じはないし、くびれるところはちゃんとくびれている。
「どこ見てんのさ」
あおいがジットリとした目で僕を見ていた。
「ご、ごめん!」
僕はあわてて視線を逸らす。
最初のコメントを投稿しよう!