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なにより、33歳の私が、お嬢さんであるはずがないからだ(笑)…
誰か、他のひとだと思ったので、無視したというか、気にも留めずに歩いていた。
「…高見さん…高見ちづる…さん…」
その声が、私の名前を呼んだ…
私は驚いた。
街を歩いていて、いきなり、自分の名前を呼ばれるなんて、普通ないからだ…
私は思わず、声のする方を振り向いた。
そこには、長身の男が立っていた。
身長が、180㎝ぐらいあるのではないか?
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