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3.楓
私は陣とセックスをするために陣のお部屋へと向かっている。
陣のお部屋の前に着くとドアをノックする。
「楓です、いますか?」
「どうしたんだ、楓」
「えっと、そのですね、セックスをしたくて」
「そういう事なら中に入れ」
私はドアを開けて中に入る事にした。
するといきなり陣が抱きついてきた。
「か・え・で♪」
「何、陣」
「散々、自慰行為してくれたな、俺は寂しかったぞ」
「ご、ごめんなさい、陣」
「許さない、夫の事を放置して自慰行為するなんてな」
「本当にごめんなさい」
「………………」
陣は黙っている。
しばらくすると陣はこう言ってきた。
「どうやってエッチしてやろうかな」
「そのね、優しくお願いします」
「優しくして欲しいのか?」
楓は頷く。
「ダメだな、それはできない」
「そ、そんな……」
楓はがっくりとしている。
このままだとハードなエッチをされそうな気がする。
そんな事をされたら私の身体が持たない。
何としてでも優しいエッチをしてもらえるようにしないとね。
でも、どうすればいいのかがわかりません。
私は私なりに考える事にした。
しかし、頭の中で考えているけど、良い案が出ない。
仕方がない、私は諦める事にした。
「陣ね、優しいエッチが希望かな、ダメ?」
「それはできないな、諦めろ」
「そうよね、わかったよ」
私は観念する事にした。
これも私のせいだから受け入れるしかない。
こんな事なら自慰行為なんてするんじゃなかった。
私は心の中で陣に対して申し訳ない気持ちで一杯だった。
陣のエッチをどんな事をされるのかは知りませんが受け入れるしかない。
私は覚悟を決めました。
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