第四章 白い森 二

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 俺の言葉に、皆はかなりがっかりしているが、内薗は喜んでいた。 「夏目といると面白いな……目で見ても、霊とか幽霊とか否定しそうになったよ」 「内薗、チームは本気で怖がっているのに、内薗が心配で帰れない……分かっている?」  俺も西海も怖がっているので、早めに切り上げて帰りたい。だが、本村は、何も考えていないようで、レシピを確認していた。
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