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プロローグ
その少年はどこかおかしかった。
女性にはとても頭が上がらず、男性にはバリバリ喧嘩をうる。
そんな少年の名前はキルティ・ギルディという名だ。
噂では異世界より転移してきたとか、
またはその少年は普通の人と違い、
スターディ村の異端児とされていた。
それもそのはず、
そんな少年はこの村には存在していなかったのだから、
それはたくさんの雷が落下してくるとき、
その落下した雷の場所にその少年が泣きながら全裸で立っていたそうだ。
それを目撃した女性は顔を真っ赤にして求婚したそうだ。
その少年の顔はあまりにも、あまりにも美形しすぎていたからだ。
「ゲームしたいいいいい」
少年は泣き叫んだそうだ。
はてゲームとは?
と村長たちは思ったそうだ。
まだ少年なのにゲームをしたい?
まさかどこぞの貴族と戦いでもしないか、
村長たちはびくびくしていた。
まぁとりあえず村長は彼を引き取ることにした。
ただし問題がある。
彼は非常にバカなのだ。
「うむリンゴ一つとミカン一つで合計は何個じゃ?」
「ん? 309393939393939個だよ」
「なぜその桁をしっとる」
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