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「あ……」
「感じてくれて、嬉しいよ」
僕のを敦史さんが手のひらで包んで刺激する。ゆるゆるとだけど、それが気持ち良い。無意識に腰が動いてしまう。出そう、出したい、けど……。
「う、後ろ……して下さい……」
「え？」
「お風呂で……ちょっとだけ自分でしたから、その……早く、欲しい……」
自分で準備してみた僕だ。
だって、早く触って欲しかったから。僕の身体は、後ろで感じる喜びを覚えてしまっている。
敦史さんは一瞬だけ驚いた顔をしたけど、すぐにふっと笑った。
「そうか。それじゃ、後ろを向いて」
「ん……」
僕は後ろを向いて腰を上げた。ぱち、ってローションの蓋が開く音がする。僕は枕に顔を埋めて敦史さんを待った。しばらくして、後ろに触れる敦史さんの、指。
「力、抜いて」
「はい……」
ぬるりと侵入してくる感触に、思わず息を吞む。
「痛くないか……？」
「大丈夫、気持ち良い……」
「空の気持ち良いところ、擦っても良いかな？」
「はい……」
僕の身体のこと、すっかり覚えている敦史さんだ。この前、重点的に刺激されたところに今日もまた触れられる。頭が痺れて、僕は恥ずかしいくらい喘いでしまった。
「あ、ああ、ん……！」
「ゆっくり、解そう。あのピンクのやつを入れなければならないからな」
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