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グッズ……!
ちょっと不安だけど、ここまで来たらもう未知の体験とやらに期待するしかない。
気持ち良いのかな……グッズは指より長いから、あんなの全部入ったら僕はいったいどうなっちゃうのかな……。
「空、今日は前よりもきゅっと締まるな」
「あ、え?」
「何か、考えていたか?」
「う……」
「ふふ」
僕が密かに快楽に期待していたことをお見通しな敦史さんは、ゆっくりと僕の後ろから指を抜いた。そして。
「とりあえず、濡らしてみよう」
ピンクのつぶつぶをどこからともなく取り出した敦史さんは、それ全体が湿るように丁寧にローションを塗った。つぶつぶは、先の方が小さくて、徐々に大きくなっている。全部は無理でも、二個くらいならスムーズに入るんじゃないかな……。
「それじゃ、使ってみようか」
「は、はい」
「嫌だと言うなら今のうちだぞ?」
「い、いえ……どうぞ」
僕は息を吐く。全身の力を抜くように、リラックス、リラックス……。そんな僕の後ろに、ぴたっと柔らかいものが触れて……。
「あ、んん……」
つぶつぶが、入って来た。一個? 二個? 分からないけど、それはゆっくりと僕の中に入ってくる。にちゃ、ってローションの音が響く。不安になった僕は敦史さんに訊いた。
「敦史さん、今、どのくらい入ってますか……?」
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