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「奥、突いて下さい。もっと欲しい……」
「空……っ」
敦史さんが腰を動かす。ベッドがぎしぎし揺れて、僕の身体も躍った。これは……思っていた以上に、激しい……!
敦史さんが動く度に、中の良いところに擦れる。気持ち良すぎて、どうにかなりそう。このまま溶けてしまいそうなくらい、熱い。
「あ、あ、あ! うっ、良いっ……!」
「空、ここ、だな?」
「ひ、あ……! そこ、好き……!」
「可愛いな、空」
限界が違いのか、敦史さんの動きが速くなる。僕も、もう、いく……!
キスが欲しくなって、僕は手を伸ばし敦史さんの頬に触れた。そして、目を閉じる。数秒の間があったけど、敦史さんは意味を受け取ってくれて、僕にくちづけてくれた。
キスは深くなって、互いに舌を絡め合った。どうしよう。気持ち良すぎるよ……。
しばらく貪り合っていたけど、先にくちびるを離したのは敦史さんだった。
「空、もう……」
「僕も、いきそう、です」
「一緒に、いこうか?」
「っ、あ……!」
不意打ちで前を触られた。腰のリズムに合わせて擦られると、そこはすぐにはち切れそうになる。
「あっ、あ、い……いく……っ!」
「……っ」
僕が達したのと同時に、中で敦史さんが弾けたのが分かった。ベッドの軋む音が止んで、部屋の中は荒い呼吸の音が響く。はぁはぁ、と息を吐いていると、敦史さんがゆっくりと僕の頬にキスをした。
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