1話大人版おままごと

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 こんな高校に来たこと自体が間違いだった。  いじめはすべてのクラスメイトから受けている。  本当にいろいろないじめの方法だった。  僕はその腐ったやり口がむかついていた。  だからいつもいつもいじめられようと、前を向いて歩くんだ。  そんな時だった靴箱に手紙が入っていた。  思わずその手紙を抜き取ると。  なんとラブレターであることに気づく。僕の容姿はあまり褒められたものではない、  髪の毛は目を隠すようになっているし、  衣服だってだぶだぶだったりする。  高校の授業は終わったのだが、このラブレターがある場所まで行こうとする。  そしてそこは体育館だった。  数えたら自分も含めると24名のクラスメイトたちが整列していた。  僕もその整列に加わることにした。  虐めにはいろいろな種類があると思う、物をなげてあてたり、言葉で罵ったり、強迫してきたり、暴力に訴えるものもいたり。  そしてこんないじめは人生でやりたくないと思った。  23名のクラスメイトが僕のほうをみる。  すべてに名前があり、彼らは一生懸命いきている。  それでも彼らは無我夢中でこちらを皆がらにやにやしている。    体育館のスクリーン上に現れた映像。  そこれは僕の恥ずかしい映像だった。    間違ったことをしてしまったり、  悲しいことで泣き続けていたり、   そういうものがスクリーンに映し出された。
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