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「くっ! 逃がしたか!」
少し遅れて来たアウラスは空を見ながら考えていた。
「ロザリア君、空を見たまえ。」
そう言われてロザリアは空を見ると太陽が闇に侵食されていた。
不吉な空に二人は動揺していた。
アウラスは深刻な顔で城の中へ戻ろうとしていた。
「ロザリア君、緊急会議だ。上役の皆を呼んでくれ。」
「はっ!」
ロザリアは上役を呼びに急いで向かった。
そして皆はまだ知らなかった。
この時もうすでに闇の軍勢が迫っていることを。
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