5人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「この城内に敵が潜んでいる可能性がある。」
アウラスの発言にその場にいた者たちは動揺していた。
「え、何言ってるんすか騎士長。この城には警備兵がたくさんいるんすよ?」
ナイルはバカにしたような言い方でアウラスに言った。
「城内に手引きしているものがいたとしたら?」
「・・・まさか、裏切り者がいるってことっすか!?」
「そう考えるしかない。こういうやり方をしてくるのは敵国のバルメン国だろう。」
ナイルはアウラスの発言にさらに驚いていたが、ロザリアは動揺することなく納得しているようだった。
最初のコメントを投稿しよう!