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そう考えているその時、二つの投げナイフがアウラスへ飛んできた。
(なに!?気配もなく・・・!?)
ギリギリのタイミングでナイフ二つを剣で弾き返した。
「そこにいるのは誰だ。一人でこの城に入るとは良い度胸ではないか。」
アウラスが言うと通路の天井から透明になって隠れていたものが姿を現した。
「へえ、さすが騎士長なだけあるな。 噂通りの強さだ。」
その者はうひゃひゃと笑っていた。
「黒い鎧に闇のオーラ・・・貴様、バルメンの暗殺者だな。」
「ピンポーン!正解正解。 よくわかったね。でもそれを知ったところでもう遅いんだわ。」
アウラスはその者が嘘を言っていないと分かっていた。
アウラスは剣に力をこめた。
「なら捕まえて吐かせるのみだ。」
アウラスが力をこめた剣は白く光った。
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