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「くっ!」
ロザリアは蹴られた反動で飛ばされたが立ち直り、再び剣を構えた。
「いいタイミングだ、ロザリア君。」
アウラスは来るのを確信していたかのような発言だった。
「騎士長と騎士二人か・・・分が悪いな。」
暗殺者はすでに手に持っていた煙玉を下に投げボンッと音を立てた。
辺りは煙に包まれて何も見えない。
「ゲホッゲホッ、アウラス様大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。それよりあの者がいない。」
煙がなくなった時には暗殺者の姿がなかった。
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