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南駅に着くと、本当に□□線は終了していた。
駅前のカラオケに、再び5時までコースで入店する。
飲み放題もつけてやった。
こうなったら、とことんお酒を飲んでやる。
そう勝手に決めた。
白戸『さっきから白ワインすかー?何杯目ー??大丈夫なんすか?』
ファミレスのドリンクバーのように、私は次から次へ白ワインを注文する。
お酒を飲んで、この2人で飲んでいるという事実を少しでも忘れようと必死だったのだけど、その努力も虚しく、数年経った今もはっきり、こうして覚えている。
とにかく白ワインを沢山飲んだ。
白戸『いやー、そんなに美味いんすか?自分もビールやめてそれにしよー!』
私『そーですよー、2人でワインの会にしましょ!』
前回初めてカラオケに行った時は、果南ちゃんの大好きなジャニーズメドレーを披露してくれた白戸さん。
しかし今回は、自分の歌いたい歌をうたってくれる。
声が、ポルノグラフティーのボーカルに似ていた。
全力な歌い方、とてもかわいかった。
私たちは歳も一つ違いなので、ドンピシャで昔流行った歌がかぶる。
DAPUMPの全盛期なんて、青春そのもの。
白戸さんがifを歌ってくれた時は、なんて幸せな時間だろうと何度も思った。
私も負けじと、あゆ、SPEED、いわゆる懐メロで盛り上がった。
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