1/9
730人が本棚に入れています
本棚に追加
/1655ページ

『おお、ミカエル!』『おかえりぃ』 『待ってたぜ』『かき氷 買いに行こうか?』 オレら、ミカエル対応にも慣れてきたんだぜ。 でも別に、ごまかすってことだけじゃなくて ミカエルが戻って来ると、実際に安心するし。 『早かったじゃん! 良かったぜー!』 『四郎を 海に連れて来たくてさ。 今、ボティスが ボートに乗せてくれてる』 『ミカエル、近くのサーフショップで 水着 選ばねぇとな』 『でも先に、天での話を聞きたいけど』 『うん。氷はいい。 沙耶夏の店で 食べて来たから』 ... ってことは、先に ゾイに会って来たのかぁ。 エデンから降りたにしたら、翼も隠れてるしな。 で、店で読書してたハティに、オレらが 海にいることを聞いたらしい。 とりあえず、あんまり へそ曲げられずに済んだから、『なんか飲むー?』って シェムハザが設置してた ポータブル冷蔵庫から グレープフルーツジュース取って、渡そうとしたら『それ、ニガイから違うやつ』って言う。 『じゃあ、どれ?』って 泰河が聞いたら パインジュース 選んでた。 グレープフルーツ、オレ 飲もー。
/1655ページ

最初のコメントを投稿しよう!