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ドラえもんはダイヤを受け取ると、店を飛び出し、
のび太くんがいる時代へとタイムマシンで再び戻った。 現代で、ドラえもんはダイヤを宝石コレクターに売り、のび太の手術費を作った。
その宝石コレクターの孫が、21世紀で先ほどドラえもんがそのダイヤを
購入した宝石博物館を開く事になるとは、ドラえもんは知るよしもなかった。
「今夜が山場ですね。手術を行わなければ、命が危ないです。」
先生がママに言った。
ママはその場に崩れ倒れた。
その時である。
バタンッ!
ドアが勢い良く開くとともにドラえもんが、病室に飛び込んできた。
「のび太くん!」
「ドラえもん。こんな時にどこ行ってたんだよ!」
「ごめん。のび太くんの手術費を作る為に、ポケットの中身を全部売ってきたんだ。。。」
「え?本当か?これでのび太は手術できるのか?」
「ママ。。。このお金でのび太くんを助けてあげようよ。」
「ドラちゃん・・・・・・・・・ありがとう・・・・」
「先生。おねがいします。」
迷ってる時間はない。パパは先生に手術をお願いした。
「よし。緊急手術を行う。大至急手術室へ運んで!」
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