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「ありがとうございました。2.68秒後に、あなたの電子マネーの口座
に全額振り込まれます。」
「またのお越しをおまちしております。」
それを聞かない内に、ドラえもんは店を飛び出していた。
のび太くんを絶対に助けてみせる。。。。ドラえもんの頭は、その事でいっぱいだった。
オーバーヒート寸前だ。
いや、もうすでにドラえもんの内蔵コンピューターは、
すでにおかしくなっていたのかもしれない。。。
ドラえもんは次に、宝石博物館へ向かった。 この時代、ほとんどの宝石は人工的に作られて、天然の宝石は、
莫大な金を積まなければ、手に入れる事は出来なかった。
「いらっしゃいませ」
人間女性型ロボットが迎える。
「ご見学ですか?」
「いや。」
「天然のダイヤで一番大きいのください。」
「少々お待ちください。」
女性ロボットはそう言うと、奥のスタッフルームへ入っていった。
数分後、10人のガードマンロボットを引き連れ館長らしき人が出てきた。
「あなたですか?天然の一番大きいダイヤをほしいというお客様は。」
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