視線

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視線

彼は何度も何度も念を押されていた、だから決して覗いてはならない事も知っていたのにまるで心が重力に引っ張られるかのように疼き、膨れ上がるばかりの好奇心は強迫観念にも似て、それを押さえ込む為は命を懸けなくてはならなかった。
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