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翌1990年4月28日、川崎球場で行われた対西武ライオンズ戦で先発し、6回2分の3を投げて5連勝中だった西武打線を封じ込め、7回表に平野謙から2ラン本塁打を被弾するまで得点を許さず、1989年5月5日以来約1年ぶりに勝利投手となった。この試合では4回表に2死満塁のピンチを招き、金田正一監督から交代を提案されたが続投を志願して投げ続け、続く5回表にも1死二塁のピンチを招いた際に金田監督から強い口調で交代を求められるが、小川はこれを拒否して投げ抜いた。試合後、小川はヒーローインタビューで「本当に長かった。もう勝てないと思った」と語り、人目をはばからず泣きじゃくった。同年オフは年俸1,940万円で契約更改した。
ちなみに1990年シーズンは西武ライオンズが2年ぶりにリーグ優勝して日本シリーズに進出し、同シリーズではセントラルリーグの覇者読売ジャイアンツを4戦全勝のストレートで優勝している。
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