第二章 私、男装します!

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「はい、はーい。俺はフォルテっていうんだ。ミナト、宜しくな♪」 フォルテと名乗る青年は明るい性格のようでムードメーカー的な存在なのだろうと納得した。 「僕はモーゼス。こいつ――フォルテの幼馴染で騎士団に所属。何でも聞いてくれて構わない⋯」 モーゼスはフォルテとは対照的に真面目で面倒見がいいところは(わたくし)のお父様に似ている。 (わたくし)は他の皆さんの名前を聞いてから、クリス騎士団長に部屋に案内された。 「此処が君の部屋だ。好きにしてもいい」 あっ⋯。好きに部屋のコーディネートしてもいいんですね。 (わたくし)、結構部屋の模様替え好きだからどんなのにしようかな? 「分かりました。荷物は後で家から多少なりとも持ってくる予定です」 (わたくし)はそう言うとクリス騎士団長は構わんっと言ってくれたのでとても感謝してます。
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