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「――⋯では、俺はこれで失礼する。分からない事があればフォルテ達に訊いてみてくれて構わないからな」
そう言うとクリス騎士団長は一礼して、見回りに行った。
「はい。さてと――⋯では、始めましょうか」
そう言うと私は部屋に入り模様替えを始めた。
風水を重視した感じになりましたが、結構いい出来に出来たと思います。
私がふぅっとおでこを袖で拭うとコンコンっと扉をノックする音がした。
(ん？誰かしら？)
「は～い。今、開けます」
そう言うと私は扉の所に行き、扉をガチャっと開けるとフォルテとモーゼスがお菓子を持って訪ねてきたようだ。
「ようっ！」
「入団おめでとう。というわけでお祝いのお菓子持ってきたよ⋯。一緒に食べよう」
「フォルテ⋯さん、モーゼス⋯さん。別に構いませんが、大丈夫ですか？規則を破っていませんよね？」
私は驚きつつそう言えばフォルテ達は「大丈夫、大丈夫」っと言っていた。彼らが特殊なのだろうか？
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