第三章 女誑しの根性を叩き直して差し上げます!

2/47
前へ
/204ページ
次へ
数時間で歓迎会はお開きになった。というか⋯ただ酒が飲みたかっただけのようでした。(わたくし)を口実にしての。 「疲れた⋯」 (わたくし)はベッドにぽふっと倒れ込んだ。 精神的に飲兵衛(のんべえ)の相手は疲れるのよ⋯。 私は心の中でそう思いながら溜息を吐くと皆が寝静まった頃にお風呂に入りに行った。女ってバレたら大変だし⋯。 「――…ふぅー…。いいお湯ですね。この時間帯にしか入れないなんて不便だけど自分で決めた事だから仕方ないけどね⋯」 パシャっと顔にお湯をかけてちょっとリフレッシュしました。 お風呂から上がるとさっさと体を拭いてから胸にさらしを巻きパジャマを着て自室に戻りベッドに入り眠りにつきました。
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

448人が本棚に入れています
本棚に追加