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苺星カナ(16)は、
今日も夜レッスンをしている。
カナの夢はアイドルになることらしい。
私は、そんなカナのライバル。
花駒江沙理。
17歳。
GS学園のアイドル候補生。
毎年、高校3年生の年齢になると、
アイドルが選ばれる。
私は、まだまだアイドルじゃないけど、
この学園にいるとたくさんオーディションが受けれる。
私は、まだ受けたことがない。
中学からの親友の馬場文香と同じ進路に行きたかったというそれだけで学校を決めたからだ!この学園にも大学進学できるような学力をつける授業ももちろんあるから。
両親は認めてくれた。
私は、普通に、大学進学できたらして、大学が落ちたら就職しようと思う。
倍率も隣のニュースタイル学園もあるから、1.0だったから落ちてる人もいない。
みんなにスポットライトが浴びれるこの学園を私は、素敵だと思った!
そのなかでも、私や、文香、カナは、アイドル専攻。
オーディションもそろそろ受けないとなって思ってるけど、なかなか受ける勇気がない。
この学園は退学者が多い。
また、一人また、一人とやめていく…。
それを聞くと、辛い。
でも、アイドルとかに向いてないんだなーって気づいてしまったのかなーとか思ったりする。ほんとは私もここにいていいのかわからない。
中学の親友の如月遥香は、普通の私学に通い、イラスト部の部長になっている。
たまに、会うと、先輩のことが好きだとか。
かわいい後輩が八人もできたとか。
文化祭がお化け屋敷だとかよくいっている。
私も、文化祭にいってみようかなーって思った。
その日は、ちょうど休みだから。
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