390人が本棚に入れています
本棚に追加
/811ページ
有里に帰ろうと言われた聖二は、真面目な顔をしていた。
「 舞弥ちゃん… 湊斗なら許す。周を選んでたら別れさせるとこだったよ、うん、本気で 」
社長… ありがとう。
「 聖二ったら、舞弥ちゃんに彼氏が出来た事、嬉しいけどショックなのよ、情けないわ~ 帰るわよ、会計は私たち持ちでね 」
真面目な顔をしたまま、舞弥の恋に落ち込み 寂しく思う聖二は有里に腕を組まれて店を出ていった。
「 どうなるかと思った… 」
「 なぁ聞いていい? いつから俺の事好きだった?」
ここ、回転寿司屋なんだけど…
聞く場所とか間違ってる気がするんだけどなぁ…
せめて、こう雰囲気ある感じで聞いてほしいって言ったら怒るかなぁ…
最初のコメントを投稿しよう!