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巳來とアイスを食べながら 湊斗は今がんばって講習を受けていると思うと、湊斗にも甘い物をあげたいと思う。
「 舞弥ちゃんはさ、湊斗さんと周さんに溺愛されてるよね 」
「 溺愛? ん~ そうなのかなぁ 私も大人なのに甘やかされてるよね、いっつも子供扱いだから 」
それはそれで嬉しいんだけどね。
「 巳來くんは 大学楽しい?モテるでしょ~?」
「 モテないよ、志音のがモテる。あんな無表情なのに 」
無表情って… まぁ半分は当たってるかもね。
「 志音って美月さんといつから付き合ってんの?」
「 ん? わかんない。いつの間にかね、気づいたらそうなってたかな~ 美月はね、顔に出るからわかりやすくて、志音くんはわからないかなぁ でも、かなりお似合いだよね!」
なんていうか、バランス取れてる感じかな。
「 舞弥ちゃんと湊斗さんも似合ってるよ、周さんとでも似合ってる 」
「 え~ お兄ちゃんと?」
「 うん、舞弥ちゃんにベタ甘だよね 」
うん、否定しない。間違ってないよ。
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