思い切なく

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巳來を慰め 姉気分のまま、自宅に送ってもらった。 部屋に入るとすぐに湊斗に帰ってきたとメールをしてから すぐにお風呂を準備して軽く食べ物をつまんだ。 時間はもう11時半。 さすがに疲れが出てきた私はお風呂に入り ゆったりする。 湊斗に会いたい… そう思うが体が寝ようとしているのがわかる。 無理はしたくないが迷う。 湊斗くんも疲れてるよね… お風呂から出て携帯を見るが湊斗からの返事がない。 私はベッドに腰かけて髪を拭いていると、携帯が鳴り出した。 湊斗くん! 慌てて出るとやっぱり湊斗だった。 「 湊斗くん!おかえり、お疲れさまっ 」 『 いや、まだ帰ってない。舞弥、巳來とは大丈夫だったか?』 「 大丈夫だよ。講習会まだなの?」 『 それ終わって、周が捕まってるから帰れないんだ 』 あ、そうなんだ… お兄ちゃんも大変だなぁ 私にはわからない美容師の仕事。 私も有里のいない分をカバーしながら仕事していて疲れているが、周や湊斗たちを思うと疲れたと言っていられない。 『 舞弥、早く寝ろよ 』 「 うん… おやすみ 」 電話を切ると 私は思い立ち冷蔵庫を見るが何もない。 レモンとハチミツ… あるわけないか。 コンビニあるかな? 今から行ってみようかな… でも… 明日は早起きしてコンビニ行こ! 思い立ったが吉日を私は翌日の早朝にした。
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