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周の前でフラついた事で 兄宅に泊まりが決定してしまった。
よくよく考えると、湊斗の自宅よりも周の自宅の方が大学寄りだ。
この日は 志音と巳來が来るまで 本当に忙しく、仕入れをしている業者との商談もあり時間が足らないほどだった。
志音と巳來が出勤しても 私は昼休憩にはなかなかは入れず バタついていた。
一息つける頃には もう3時になっていた。
つ、疲れた… やっぱり、仕切るのは大変だわ。
有里さんの大変さがわかるけど、有里さんいつも元気だったなぁ
私も もっと頑張って有里さんを助けないと…
疲れたなんて言ってちゃダメ!
客足が引いて、私は休憩に入ろうと志音に言うと、周が お昼の差し入れに おにぎりとチキンサラダを持ってきてくれていた。
お兄ちゃん感謝、ありがとう。
裏で食べて、すぐに店に戻ると巳來が
もっと休憩していいと言ってくれたが、忙しかった分 やれていない仕事を片付けたかった。
レジ回りは志音と巳來に任せ、出来るだけやり、あとは発注だけとなり足らない商品を記入していく。
忙しく1日を過ごし、閉店時間を迎え、作業を終える。
売上金を袋に入れ、志音と巳來は先に駐車場で待ってもらい私は事務所に向かった。
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