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彼女とはマンションで一緒に暮らしている。
お互い、まだ十九歳だが、なんとか生活は出来ている。
でも、俺は一ヶ月前に職を失った。
仕事を探しに安定所に通っていたが、なかなか見つからない。
見つからないことをいいことに、家でだらだらすることが多くなってしまった。
これ以上、彼女に迷惑をかける訳にはいかない。
「さっきの夢が教えてくれたのかもな‥」
さすがに、それは都合が良すぎるか?
でも、おかげで気合が入った。
「よーし!今日は頑張るぞー!」
着替えを済ませ、彼女が待つ台所へ向かった。
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