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武器屋へ
考えた結果、いくつか案を思いついた。
これはどうなんだ?と思う案もあったが‥。
「迷ってる暇はない、動かないとな」
相棒である剣を持って、武器屋へ急いだ。
「武器屋のおっさん!」
「ん?おー‥勇者殿‥いや、もう平和になったから元勇者殿かな?」
「俺の呼び方はどうでもいいんだ。
これを買い取ってくれ」
カウンターに剣を力強く置く。
長い旅と共に付き合ってきた相棒。
相棒を売るのは心が痛いが、仕方ないんだ‥。
「平和になってから武器を売る人が多くてね‥。
値は下がるが、いいかね?」
「ああ‥かまわない」
すまない相棒‥生きる為なんだ。
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