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「うそつくんじゃねぇ!」 「俺は、俺は、美穂が本当に好きなのは雅也だって分かったから……うぅ」 肘と膝をアスファルトにくっつけて項垂れている 何とか立ち上がった。 ここまで私の事を思ってくれていたんだ 「ごめん」 息と一緒にふっと出た。 私はいつの間にか元来た道を全速力で走っていた。 涙で前が朧にしか見えない どうか夢であって キキキキイイイイイ ドン うわ あわわわわぁ
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